安易に山に入るとひどい目に!春から「マダニ」対処法大全

【はじめに】

3月ごろから徐々に暖かくなり、都会を離れて田舎で自然を感じるのによい季節ですが、もし山に入ろうと思うならマダニに注意が必要です。マダニに噛まれると、感染症やアレルギー症状が引き起こされ、ひどい人は1週間熱が出たりということもあります。本記事では、自然の中でポピュラーに遭遇するが結構怖いマダニの特徴や対策について解説します。

【マダニとは】

マダニは、ダニの一種で、体長が数ミリ〜数センチ程度の範囲にあります。日本には数十種類のマダニが存在し、その多くは山や森林地帯に生息しています。マダニの中には、人間や動物に寄生するものもいます。マダニに噛まれると、感染症やアレルギー症状が引き起こされる場合があります。

【マダニの特徴】

マダニは、体が扁平で円盤型をしており、8本の足があります。また、体表には硬い殻があり、色は茶色や黒色などが一般的です。マダニは、ヒトや動物の血液を吸うことで生きています。マダニに噛まれると、痒みや発熱、発疹などの症状が出ることがあります。また、感染症やアレルギー症状を引き起こすこともあります。

アレルギー反応によるアナフィラキシーショックなどにより、最悪死に至るので、もし刺された場合は、楽観視せず、できるだけ早く病院に行きましょう。

また、山に入った後に体調が悪くなった場合、ダニが原因の可能性があるので、同じく病院に行きましょう。

【マダニの生息する場所】

マダニは夏の森林には基本的に存在します。特にあまり手入れをされていない森では鹿などの野生動物に寄生しているため、鹿や猪が日常的にとおる獣道などに特に大量に生息しています。しかし人里近くの草むらにも生息しているため町だからと油断しすぎず、注意を怠らないようにしましょう。

【マダニに噛まれた時の症状】

マダニに噛まれた時には、以下のような症状が現れることがあります。

  • 痒みや発疹
  • 発熱
  • 頭痛や関節痛などの全身症状
  • 感染症(クマ病、日本紅斑熱、ライム病など)

これらの症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

【マダニに噛まれないための対策】

マダニに噛まれないためには、以下のような対策が必要です。

服装を適切にする

マダニは、草や低木に潜んでいることが多いため、長袖・長ズボンで皮膚を覆い、靴下を履いて足首を保護するようにしましょう。また、明るい色の服装を選ぶと、マダニが付着しにくくなります。

また、ナイロン製のツルツルした生地の服装にすることで、マダニが付着しにくくなります。

薬剤を利用する

マダニに噛まれないためには、薬剤を利用することも有効です。具体的には、マダニが付着する可能性の高い箇所に長ズボンなど衣服の上から虫除けや殺虫剤を塗り、マダニを寄せ付けないようにしましょう。
効果の強い殺虫剤を服の上からつけることでマダニへの効果はより高まりますが、扱いに注意しましょう。


定期的に体をチェックする

マダニに噛まれた場合、早期発見・早期治療が重要です。森や草むらに入った終わりには、体をしっかりとチェックし、マダニが付着していないか確認しましょう。

【まとめ】

マダニに噛まれると、感染症やアレルギー症状が引き起こされることがあるため、林業施業を行う際には、マダニに対する注意が必要です。

マダニに噛まれないためには、適切な服装をする、薬剤を利用する、定期的に体をチェックするなどの対策が必要です。マダニに噛まれた場合には、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。また、マダニについての知識を深めることも重要です。林業施業に従事する方は、マダニに関する情報を収集し、適切な対策を行って、安全に作業を行いましょう。

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